『靖国 YASUKUNI』(追記)
エイプリルフールももうすぐ終わるので、少し真面目な話。
中国人監督が靖国神社の10年間をつづった映画『靖国』が上映自粛に追い込まれているとのニュースを聞きました。どうやら文化庁がこの作品に助成金を出して「援助」したことに対して、あるマスコミが「反日」だと報道して、これを確認すべく自民党の一部議員が「本当に助成が適切なのか」と異例の試写会をしたとのこと。おそらくこの一部の国会議員につり出される形で右翼が食いついてきたんでしょう。
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『靖国』ホームページも、存在だけはグーグル先生が教えてくれていますが、その中身は削除(非公開)されていますね。
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どうも「中国人」監督による「靖国」ドキュメント、としてすぐに連想される「反日」イメージが先行している気がします。そして映画館側も、何するかわからん右翼には来てもらいたくはないからそりゃ自粛しますわな。
でも上の大学教授のコメントにあるとおりマスコミ側に映画館側を非難する論調があるのは気になります。この議員さんも同じことを言っていますね。言葉の上では正論かもしれませんが・・こうも明確に右翼の肩をもつ議員もいるわけですね。でもこれ、まったくの「逆」だと思いますけど・・
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見てみたかったですけどね。そういえば昨日は映画の日だったか。。
私は『君が代』とか国家的なものをこれでもかと批判する左翼(そしてそういう教員)も大嫌いですが、右翼は嫌いを通り越して「危険」です。前にも書きましたが、いま一番日本で警戒しなくてはならないのはアルカイーダではなく、右翼だ。
もちろんこの手の問題、右翼だけの問題では決してなくて、その右翼と近いメンタリティー(いわゆる「偏狭なナショナリズム」)が日本にはびこっているというところに本当の問題の「根」があるんでしょうけど・・
佐藤優も言っていましたが、たしかに小泉政権ごろからですかね?より偏狭なナショナリズムが大手を振って歩くようになったのは。
(追記)
この件に関する報道番組を注視してますが、やはり右翼に対してどうも歯切れが悪いコメントばかりが目立つ気がします。よく言われていたのは以下の二点。
①影響を恐れて後悔しない映画館への批判
②政治的影響力を伴いかねない自民党保守系議員の事前試写会への批判
これに加えて、遠まわしに、なんとなく「外からの圧力」なんて言葉で仮想右翼への批判とも言えない「おことづけ」が添えられる感じです。
マスコミが右翼を叩けないのは、批判するととんでもないことになることと、翼がテレビ局のスポンサーであるためであるとよく指摘されます。そもそも報道以前に構造的な問題が内在しており、そこに昨今の偏狭なナショナリズムの高揚が右翼の台頭を許しているように思えます。
マスコミこそ、立法権・行政権・司法権につぐ「第四の権力」のはずなんですがね。うーむ。


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